■■■ 梅田くんと鈴木さん ■■■

開催日…2008年6月10日(火)
時間…開演 20:00 
料金… 1,000円(+1drinkオーダー)

出演. .梅田哲也 鈴木淳

主催 3150

場所と音、響き、状態。常に空間のキャラクターに焦点をあてた作品制作を続ける梅田哲也。 その作品はライブパフォーマンスになることも、インスタレーションという形をとることもあります。
自作のサウンドツールやそれによって引き起こされる現象、あるいは物そのものによって、
自分達の今いるその場所や音、「聴く」という認識の範囲までをも変化させていくその演奏は、
会場や観客の状況、空間そのものと密接に関係しており、ほかの場所でも、たとえ同じ場所でであっても、再現不可能なものです。
北九州国際ビエンナーレ’07での巨大な倉庫の音の廻りを存分につかったパフォーマンスやISOらとのセッションは、記憶に新しいところですが
今回は福岡県在住の作家と競演します。

混雑する通路に一本の白線を引くことで瞬時に人の流れを左右に分断した「ホワイトライン」や、お客さんと対話しながらその人の似顔絵ならぬ似木絵を描く「似木絵、どうです?」のパフォーマンス、
生活のなかの普段気にとめることのないような断片をひたすら並べ、名前をつけることで、漠然とした日常にさざ波をたてる映像作品シリーズ「だけなんなん?」など、
ちょっとした、けれど大きなボタンを掛け違えることで、人との関係や価値観をずらし、今見えている世界すらも大きく鮮やかに、ときにしょぼく、ささやかに変えてしまう鈴木淳。

スタイルも活動軸もまったく違うこの二人の作家が art space tetraという場所で何をおこすのか。
どんな音がうまれ
どんな「こと」が見えるのか

 

ライブかパフォーマンスか展覧会か

あるいは全て

ご期待ください。

 

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梅田哲也

現象としての音の動きや空間のキャラクターに焦点をあてたインスタレーションやライブパフォーマンスを行う。「Festival Beyond Innocence」(2002-2007/大阪)や「INSTAL」(2006/スコットランド)などの音楽フェスティバル、「Sound Art Lab」(2005/大阪)、「the listening project」(2006/ロンドン)、「waitool sounds」(2007/サンフランシスコ)、「Sound Effect Seoul」(2007/ソウル)、「Blurrr」(2007/テルアビブ)など展覧会やイベントに多く参加。大阪在住。2006年に Improvised Music from Japanより“ocket”をリリースしている。

http://www.siranami.com/

鈴木淳

混雑する通路に一本の白線を引くことで瞬時に人の流れを左右に分断した「ホワイトライン」や、既に300タイトルを超えるであろう映像作品シリーズ「だけなんなん?」
段ボールの木の下でお客さんと対話しながら、その人の似顔絵ならぬ似木絵を描く
「似木絵、どうです?」のパフォーマンスなど、日常への介入やその断片化によって、人との関係や価値観をずらし、私たちと日常との関係性を再構築する試みを続ける。北九州市在住。映像作品、パフォーマンス、ワークショップ、絵画、インスタレーション、写真、廃材を使ったオブジェなど、多種多様な創作活動を勢力的に展開している。

http://home10.highway.ne.jp/atusi33/suzuki

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